2010/05/05

夕日

21時30分。ようやく日が暮れる。4月から快晴の日が多く暖かい。
僕の寝室からは毎日違った表情のおおきな空が見え、ゆっくりと夕暮れの時間が過ぎていくのを楽しめる。初夏のブリュッセルは時間がゆったりと流れる。5月、6月と働いて、7月、8月はもうバカンスシーズン。ここではすべての時間はゆっくり、決して加速しない。街の広場には常に人が集まって会話や食事を楽しんでいる。

ベルギーはデザインのとびきり優れた国ではないが、他にはないユニークなものが突然変異のように生まれる場所なのだと思っている。多言語国家であることも影響しているのだと思うが、世界の情報の流れから一歩距離があるゆったりとした時間感覚のせいもあるのではないかと思う。東京に住んでいた頃はもっと多くの情報に囲まれていたから、ここの流れは超スローなのだが、そのことによって周囲の自然の変化に敏感になる気がする。と同時にじっくり思考する時間も生まれる。

2010/05/03

更新


今日、更新の申請していた長期滞在許可が下りた。一度許可が出ると、こんなにも簡単にというくらいあっさり。やはり最初の取得は困難だが、その後の更新はよほどの問題がない限りスムーズにいくようだ。後はパスポートにスタンプをもらって、住民登録している役所に届けを出せば完了だ。今度は2012年4月まで更新の必要がない。

2010/05/02

空間

空間という言葉は難しい。抽象的で様々な意味を含んでいる。僕たちはよく使う言葉だが、一般的に共有されている言葉ではない。僕なりに考えると、ひとかたまりの空気をつくりだす場所、もっとわかりやすく言うと、人が集まってつくり出されている場所ということになるのだろうか。もちろんこれは、僕が対象とするものが屋外のパブリックスペースであることが多いことが大きく影響している。空間は、常に行為というかコンテンツと対になっていて欲しいのだと思う。ある休日のスナップ。ふとある人にメールをしようと撮ったものだが、この写真をながめていて思った。ここには空間が写っている。広場とか出店とか直接的な形態ではなく、空気感として、状態として空間が写っているように感じた。