2008/10/28

The art of engineering

気になる言葉である。橋梁に関する僕が気に入った洋雑誌でも見かけた。ネイ&パートナーズでも使っている。会社概要を翻訳していて、そこでも使われているのだが、うまく訳せない。まだどういったニュアンスなのかがつかみ切れていないからだと思う。ちなみに以下が会社概要の翻訳。

「ネイ&パートナーズは、意匠と構造という異なる思考の統合を通じて、”芸術としてのエンジニアリング”という刺激的な視点に立って活動している。統合と構造最適化によって、従来の階層的な構造アプローチを超えた解決を目指している。私たちの事務所の革新的な橋梁や屋根構造、芸術性のある構造体は、こういった視点から生まれている。建築家、エンジニア、アーティストとの協働によって、意匠、構造の首尾一貫した統合が生まれると考えている。」

2008/10/26

展覧会

僕が企画・会場構成に協力している展覧会。「Hands 土木エンジニア ドローイング展」11月16日ー18日までの短い期間だが、四ッ谷にある土木学会で開催される。中でも増田淳のA0橋梁図面は圧巻。官所属のエンジニアが大半であった時代、自身の橋梁設計事務所を立ち上げ80近くの橋梁を設計。日本の土木にもこんな時代があったんです。増田が描く手書き図面は、レイアウト、線の美しさ、どれをとってもグラフィカルで美しく、その緻密で繊細な線は今見ても魅力的。土木の魅力を様々な角度から伝えていくつもりである。

この展覧会は「図面」の魅力という視点、事務所のボス、ローラン・ネイの講演会は、現実に「かたち」を結実させることを問う講演会。まだ日本の土木で、この種の議論は非常に難しい面もあるが、目指すところだと思う。2つの僕が関係しているイベントは、だいぶ異なる内容ではあるが、土木の議論はこれから始まることを期待して、これらに関わっている。

2008/10/24

講演会

僕の所属する事務所の代表、ローラン・ネイの講演会。
StudioHanDesignの韓さんにお願いして、東京大学 社会基盤学専攻 橋梁研究室の藤野陽三先生にお声がけしていただき実現した。
パンフレット用のテキストの日本語訳(スケジュールが厳しかったので徹夜して1晩で訳した。慎重に考えながら推敲したりしていたら、窓の外が明るくなっていた。でも心地よかった。表紙に使った歩道橋は、僕がこの事務所に行くことを決心したプロジェクトであったので。)とフライヤーをつくって、告知をはじめている。急遽決まったので、これから知人関係に協力してもらい、告知する予定。非常に興味深い話が聞けるはずである。

概要
「“かたち”とは?」という建築、土木に限らず創造する上での根源的な問いに、構造家として取り組むベルギーの構造家、ローラン・ネイ氏。建築家、アーティストとの協働にとどまらず、自身の事務所で意匠から構造まで手がける。事務所は、40名を超すスタッフのチームからなり、エンジニア、建築家、エンジニアアーキテクト、3Dモデラーなど多様な顔ぶれで構成されている。本講演では、歩道橋、キャノピーなど土木的なプロジェクトを中心に、構造家としての“かたち”に関する思考を辿りながら、「Freedom of form finding」と題して講演する。

日時 11月12日11時ー12時
場所 東京大学工学部1号館15号講義室
主催 藤野陽三 東京大学 社会基盤学専攻 橋梁研究室 
入場 無料