日本に戻って一年が経つ。日本の現在の状況も、自分たちの位置も、だいぶ掴めてきている。なぜ日本で橋梁や土木のデザインが難しいのかも。さらにいうとその問題点は、行政や制度の違いだけではない。もっと根本的な部分に問題があることがよくわかった一年だった。そしてそれがあるが故に、Ney & Partnersができることがあるし、僕自身どのようにビジネスとして成立させながら、道を切り開けばよいかが見えている。
いろいろ問題があるので、具体的に書けないので抽象的になってしまっているが、上述のことがわかった故にプロジェクトを日本で創り出すことができている。一つ言えるとするとその答えは、デザイナーでも建築家でも構造エンジニアでもなく、彼らにも見えていない方向にある。なので、道は険しい。