2011/02/25

議論

やはり議論することは重要だ。特に双方の見解や意見、立場が異なるときほど、スリリングで楽しい。また自分自身が気づかないことに気づくという意味でも。先週末の来客二人とは、そんな感じの議論が今後もできそうで楽しみ。

今僕は日本のプロジェクトと同時にzwolle市で行われる新しいコンペに取り組んでいる。(他には実施設計段階のオランダの歩道橋。)コンペは来週が締め切りなので結構バタバタしている。休暇で日本に戻っていたので、途中からチームに加わったが、ローランが香港出張でいないこともあり、細部の意匠は僕の方でもデザインした。日本のプロジェクトもこのコンペもどちらも面材としてのスチールの使い方にポイントがある。クノッケ以降の傾向でもあるのだが、面材としての可能性を追求している感があり、このことによってユニークな「かたち」や新しいディテールを生み出されている。

そういえば、昨日僕が調べようと思っているテーマに関する本をもらった。彼女は以前までフラマン語圏の建築協会のチーフだった人で、今年からNEY事務所のPR部門を担当している。ベルギーの建築界に詳しいので、人も紹介してくれるようだし、資料収集もアドバイスをくれるそうなので非常にありがたい。

このところ文字ばかりなので、次回は、年始のスペインの写真にしようかな。