今僕は日本のプロジェクトと同時にzwolle市で行われる新しいコンペに取り組んでいる。(他には実施設計段階のオランダの歩道橋。)コンペは来週が締め切りなので結構バタバタしている。休暇で日本に戻っていたので、途中からチームに加わったが、ローランが香港出張でいないこともあり、細部の意匠は僕の方でもデザインした。日本のプロジェクトもこのコンペもどちらも面材としてのスチールの使い方にポイントがある。クノッケ以降の傾向でもあるのだが、面材としての可能性を追求している感があり、このことによってユニークな「かたち」や新しいディテールを生み出されている。
そういえば、昨日僕が調べようと思っているテーマに関する本をもらった。彼女は以前までフラマン語圏の建築協会のチーフだった人で、今年からNEY事務所のPR部門を担当している。ベルギーの建築界に詳しいので、人も紹介してくれるようだし、資料収集もアドバイスをくれるそうなので非常にありがたい。
このところ文字ばかりなので、次回は、年始のスペインの写真にしようかな。