両者とも違った観点で知的欲求を満たす要素を持っている点で、専門の領域では議論を生み出す良い対象であると思う。しかし最終的には理屈ではなく心を打つかどうかだと思っているので、実際に現物をみて考えていく必要がある。形態と構造の一致ということはエンジニアの世界では自明のことのように言われてきたが、一致の程度という観点をみていくと現代の橋梁デザインを記述していけるような気がする。
この2つに関しては、スイス、スペイン、フランス、オランダで橋梁を見てきてもさほど意識的にはならなかったが、昨日のドイツとオランダからの来客と話してから、ぼんやりと頭の中に浮かび始めた。どうもドイツで橋梁を実際にみる必要がありそうだ。