2010/05/05

夕日

21時30分。ようやく日が暮れる。4月から快晴の日が多く暖かい。
僕の寝室からは毎日違った表情のおおきな空が見え、ゆっくりと夕暮れの時間が過ぎていくのを楽しめる。初夏のブリュッセルは時間がゆったりと流れる。5月、6月と働いて、7月、8月はもうバカンスシーズン。ここではすべての時間はゆっくり、決して加速しない。街の広場には常に人が集まって会話や食事を楽しんでいる。

ベルギーはデザインのとびきり優れた国ではないが、他にはないユニークなものが突然変異のように生まれる場所なのだと思っている。多言語国家であることも影響しているのだと思うが、世界の情報の流れから一歩距離があるゆったりとした時間感覚のせいもあるのではないかと思う。東京に住んでいた頃はもっと多くの情報に囲まれていたから、ここの流れは超スローなのだが、そのことによって周囲の自然の変化に敏感になる気がする。と同時にじっくり思考する時間も生まれる。