2008/09/25

思考のスピード

日本滞在が延びたので仕方がないが、「This blog is about engineering, design and everyday life in europe.」と書いておきながら、内容が日本のことばかりになってきている。あっという間に2ヶ月が過ぎた。

日本にいる方が時間の流れが速く感じる。社会のまわるスピードの差もあるが、言葉が大きいのだと思う。言葉がわかると思考も早くなるし、理解する解釈する時間のロスも少なくなる。言葉がわかるのはすばらしい。言葉は、不思議なもので、ベルギー滞在3ヶ月の後の一ヶ月位は、日本語を仕事で使うのに苦労した。日本語での思考スピードが落ちていた。

僕の仕事は発想することでもあるので思考のスピードは重要だと思っている。(アイデアが浮かばないときは思考が停止しているが)アイデアが浮かんだとき、いろいろな可能性を短期間に探れるからだ。ところが、3ヶ月でも日本語を仕事のコミュニケーションで使っていないと、どこか感覚として掴めなくなっているのを感じた。ようやく二ヶ月を過ぎて最近戻ってきている。世の中の空気感みたいなものを掴む必要がある場合、言葉でのプレゼンの感覚は特に時間がかかる。
当たり前だが言葉と思考が密接に繋がっていることを実感している。