遠くから見た時は、縮小版で見て心地いいフォーマットにのせてあげつつ、近くで見た時には特定のフォーマットのラインが心地よく効いてくるようにしようと考えている。つまり2重に仕掛けを組み込む感じだ。ステュディオハンで関わった仮囲いのデザインや、一昨年関わったHans展の時もある種のスケール感を考えたが、今回の壁面パネルのレイアウトもその延長にある気がする。もう少しいうと、展示会場は天井高がある(5-5.5m)ため、1/50の模型でもバランスを確認しながらデザインしている。なかなかおもしろいフォーマットが出来そうだ。写真は原寸で出力したもの。実際はもう少し高い位置に展示することになる。
水曜まで段階的に入稿なので、気が抜けない日々がしばらく続く。壁面パネルは厚み5mmのForexというプラスチック製で、今後の巡回展で使えるように考えている。