2010/03/21

コンペ アルベルト運河

アルベルト運河にかかる橋梁のコンペ。

今年初旬結果が出て勝利した。競合はシュライヒ、アラップ+ウィルキンソンアイ、グレイシュ。個人的にはグレイシュ事務所のライズの低いアーチの提案は美しかったと思う。


また建築事務所も参加してしっかり多角的な議論が行われるところはすばらしいと思う。土木も建築も専門性はあれど、街を創る要素であることには変わりないのだ。建築と土木の境界ほどばかばかしいものはない。一本の線で両者が切り分けられることはナンセンスだと思う。


選考で最後まで競ったのはシュライヒ事務所。このコンペは建設可能であることが条件なので詳細部分まで提案を求められた。勝因は、運河にかかる4橋に同様のデザインを施すため、変数を変えてあげることで容易にデザインを適応できる手法を提案したことにある。

美しさと同時に求めるものに対する戦略の立て方が重要なのである。ここでは変数のコントロールをグラスホッパーで行っている。目立たない部分に先端の手法を用いている。パラメトリックデザインは、あくまでツールなのである。